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2010年 03月 26日
Femadum 亡きネギーニョ・ド・サンバに捧ぐ
みなさん、こんにちは、こんばんは。今回も引き続き、というか別日に行われたFemadum do OLODUM 2010の最終日についてお伝えします。この日はニューアルバムの公開録画ということも重なって、Largo da Pelourinhoで大々的に行われました。カーニバルも間近なせいか、もしくは入場無料ということもあって、ものすごい人ごみでした。今回のFemadumでは実際に勝ち残った曲が発表、披露される日でもありました。今年のOLODUMのカーニバルのテーマは「India, Brasil, Africa do Sul. A Terceira Visão.」
ということで、インド、ブラジル、そしてW杯が行われる南アフリカも含め新たなビジョンを持ち、今後大きな発展が期待される国々として、カーニバルのテーマとして盛り上げています。femadumのなかで、自身のなかで最も強く感銘したのは、亡きネギーニョ・ド・サンバを追悼するために、歴代の幹部、ジレトール、そして娘であり、DIDAのリーダーでもあるヴィヴィアンも舞台に招待し、サンバヘギの歴史からその奏法を説明し、見せていたのでした。昨年亡くなったネギーニョ・ド・サンバ。昨年2月のカンポグランジでのOLODUMのカーニバルで叩いていたときに目の前に突然現れて元気に指揮していた人がああも早く亡くなろうとは思いもしませんでした。彼が残してくれたすばらしい資産をOLODUMはいまもしっかり守り続けています。いままでもこれからもこうしたリズムは変わることなく脈々とつなげていくことの大切さ、そして僕らBARRAVENTOもしっかりつなげていくことを心に強く感じた1日でもありました。
改めて心よりご冥福をお祈りします。
ではでは。

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by samuraiginga | 2010-03-26 13:43
2010年 03月 23日
Ensaio do OLODUM
みなさん、こんにちは、こんばんは。今回は私のなかでは世界最強のパーカッショングループ、
「Bloco Afro OLODUM」のエンサイオ(公開練習)についてご紹介します。
ちょうどこの日はfemadum(フェマドゥン)という今年のカーニバルに使う曲の選考会もかねての公開練習でした。私は昨年運よくカーニバルにバテリア(楽器隊)として参加することができて、今年もこの練習に参加することができました。OLODUMが出来て、はや31年。私がOLODUMにあこがれていつかはカーニバルで叩きたいと思っていたのが10年。根底のサンバヘギの力強いエネルギーはいまも変わっておらず、当然進化の一途をたどっていました。やはり体を使って、自在にリズムと遊ぶ行為において黒人に勝るものはないのかぁとつくづく思います。それは文化的、歴史的背景が5年、10年ではなく、200、300年の年月を経て脈々と受け継がれてきたものと思っています。なので彼らのなかに混じって叩くことはひとつの濃縮されたエネルギーのなかで叩くことができるので、これこそ至福の喜びであったりもします。結局今年は昨年在籍していた230名の楽器隊を100名に絞ったこともあり、私はカーニバルに参加することはできませんでした。昨年の夏からずっと練習参加していた友人達も結局出ることができず、今年はそういった意味では非常に厳しい年であったかもしれません。とはいえ、機会があればいつでもチャレンジして叩いていきたいと思います。正直、カーニバルよりもエンサイオにでることのほうが自身にとっての喜びなので。
下の写真ですが、楽器、ダンス、メロディ、すべてが一体となって大きなうねりをだします。これがOLODUMのすばらしい力だと思っています。進化をし続けているものの、残念ながら流行の流れのなかで、いまブラジルにおけるサンバヘギはどうしても当時の輝きを出すことはなかなか難しいものの、それでも脈々と育っていく力には感嘆せざるおう得ません。メジャーでなくとも真がしっかりしていれば決して崩れることはない。
私も帰国後、また頑張ってBARRAVENTOを盛り上げたいと思います。ではでは!


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by samuraiginga | 2010-03-23 07:36
2010年 03月 14日
アフロブラジルミュージアム
みなさん、こんにちは、こんばんは。
今回はペロウリーニョのTerreiro de jusesにあります、Museu Afro Brasileiro(アフロブラジリアン博物館)についてご紹介します。
この場所は、1982年1月7日に開設された博物館で、奴隷交易が盛んに行われ、そしてポルトガルの総督府が最初におかれたバイーアにおけるアフロブラジルの歴史、そしてアフリカが起源とされ、それをバイーアにて独自に発展していった宗教「カンドンブレ」など、アフロブラジル文化、美術、生活習慣にいたるまで詳しく展示されています。現在では「奴隷」となりますと、人ではなく、まるでモノ、家畜扱いとして人道上決してあっててはならないことですが、その当時はそれがあまりにも当たり前であり、盛んに交易されていた痕跡をみますといろいろな意味での驚きを隠さずにはいられません。
人間扱いされない、こうした厳しい環境下であっても、彼らは自身の生活環境、習慣、文化を守り、現在まで
育んでまいりました。それがひとつの文化→アートなって、いまや世界の多くの人々の心をつかんでいるものと思います。私もそうした文化・芸術に魅了された一人であることには間違いありませんが、とにかくサルヴァドールにいらした際は、かならずここへ立ち寄ってみてください。アフロブラジル文化を知る上で、必要不可欠な場所です。また博物館のなかでオススメな場所が、ブラジル人の彫刻家「Carybe」(カリベ)の作品の展示スペースです。バイーアに魅了されたアーティストは数多くいるなかで、フランス人の写真家のピエール・ヴェルジェ、ドイツ人の彫刻家ハンセン・バイーアとならんで、バイーアというよりも、世界的に有名な彫刻家でもあります。様々なオリシャをひとつひとつ彫刻した展示スペースは圧巻の一言です。何度訪れても決して飽きることがありません。
今回は写真にて一部を紹介しますね。
ではでは!

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by samuraiginga | 2010-03-14 00:19
2010年 03月 01日
HASEN BAHIA 展示会
みなさん、こんにちは、こんばんは。
今回は先日行われました、バイーアでも著名なドイツ人の彫刻、版画家「HANSEN BAHIA」の生誕95周年を記念した展示会についてお話します。
HANSEN BAHIAは、1915年にドイツに生まれ、第二次世界大戦後すぐにアーティスト活動を開始し、1949年にブラジルに渡りました。その後1955年にバイーアに移り、生涯を過ごすことになりました。
彼の作品は、フランス人の写真家「Pierre Verger」(ピエール・ヴェルジュ)や彫刻家Carybe(カリベ)のようにアフロブラジル文化に非常に強い影響を受けています。奴隷制時代における黒人達の壮絶な生活そして、カンドンブレから女性達の華やかさまで、強いインスピレーションのなかで作り上げられた作品はどれもエネルギーの強いものばかりでした。HANSEN BAHIAはここサルヴァドールそして、世界でも有名なアーティストです。現在すでに亡くなっていますが、彼が住んでいたバイーア州の郊外に設立された財団のなかで、多くの作品と出会うことができます。


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来週以降もブラジルの様々なイベントや情報を掲載していきます!
ではでは、また次週!
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by samuraiginga | 2010-03-01 13:21