2010年 03月 14日
みなさん、こんにちは、こんばんは。 今回はペロウリーニョのTerreiro de jusesにあります、Museu Afro Brasileiro(アフロブラジリアン博物館)についてご紹介します。 この場所は、1982年1月7日に開設された博物館で、奴隷交易が盛んに行われ、そしてポルトガルの総督府が最初におかれたバイーアにおけるアフロブラジルの歴史、そしてアフリカが起源とされ、それをバイーアにて独自に発展していった宗教「カンドンブレ」など、アフロブラジル文化、美術、生活習慣にいたるまで詳しく展示されています。現在では「奴隷」となりますと、人ではなく、まるでモノ、家畜扱いとして人道上決してあっててはならないことですが、その当時はそれがあまりにも当たり前であり、盛んに交易されていた痕跡をみますといろいろな意味での驚きを隠さずにはいられません。 人間扱いされない、こうした厳しい環境下であっても、彼らは自身の生活環境、習慣、文化を守り、現在まで 育んでまいりました。それがひとつの文化→アートなって、いまや世界の多くの人々の心をつかんでいるものと思います。私もそうした文化・芸術に魅了された一人であることには間違いありませんが、とにかくサルヴァドールにいらした際は、かならずここへ立ち寄ってみてください。アフロブラジル文化を知る上で、必要不可欠な場所です。また博物館のなかでオススメな場所が、ブラジル人の彫刻家「Carybe」(カリベ)の作品の展示スペースです。バイーアに魅了されたアーティストは数多くいるなかで、フランス人の写真家のピエール・ヴェルジェ、ドイツ人の彫刻家ハンセン・バイーアとならんで、バイーアというよりも、世界的に有名な彫刻家でもあります。様々なオリシャをひとつひとつ彫刻した展示スペースは圧巻の一言です。何度訪れても決して飽きることがありません。 今回は写真にて一部を紹介しますね。 ではでは!
by samuraiginga
| 2010-03-14 00:19
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